Cherish-Y | 「認められて、生きるということ」

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「認められて、生きるということ」

 昨日、息子君が学校から帰ってくるなり「今日は本間にいい日やった!行きも帰りも小学校からの友達と会って一緒にワイワイ言いながら帰ってこられた。とっても楽しかったぁ(^^♪」と報告してくれました。

大人数で喋り、遊びながら帰ってこられたことが何よりも嬉しかったようで主人が帰ってきても同じことを報告していました。私はそんな息子君の姿を見ながら、私としては同じ境遇(息子と同じように麻痺があったり等)の子と知り合い、友達になれたら息子君の人生もまた違ってくるのではないか(日々の苦労が心理的に軽減されるのではと)と思いそんな出会いを求めていましたが、息子君にとっての幸せは、今周りにいる学校の友達と一緒に過ごし、同じ時間を共有し、共に笑い合えることこそが「今」の幸せであり、何よりも我が子が求めていることなんだと気づかされました。

もちろん、同じ境遇の者同士、抱える課題や苦労を共感し合い、支え合っていくことも息子君にとってはかけがえのない存在になり得ると思います。でも、親として良かれと思い求めていることと、今息子君が求めていることとは決して同じではないことを改めて感じた瞬間でした。

人は「今」自分の周りにいる人の中で認められたいと思うもので、そこに達成感や充実感、自己肯定感を覚えるのかもしれません。その日は息子君が感じた幸せを自分の幸せのように思えた一日でした(^^♪

最後まで読んで下さりありがとうございました☆☆☆